神戸大学 大学院理学研究科 物理学専攻 粒子物理学研究室

日本語 English

メンバー

教員

藏重 久弥
藏重 久弥
ヒッグス粒子の発見は、「標準模型」の完成に至る偉大な金字塔です。しかし、標準模型の向こう側には、より高次の対称性、真空の構造をもつ世界が広がっていることが示唆されています。その鍵を握るのが、世界最高エネルギーの加速器LHCでの衝突実験です。新粒子探索のためのデータ解析、「高輝度LHC」に向けた高速トリガー回路やデータ収集システムの開発研究に携わっています。
また、放射線シミュレーションプログラムGeant4の開発にも力を注いでいます。これは、素粒子物理学だけでなく、放射線治療装置の設計・運用といった医学分野にも使われています。
こうした幅広い専門性を武器に、ハード・ソフトの両面の研究を通じて、大学院生が将来を担う研究者・技術者として飛躍していける教育にも力を入れています。
竹内 康雄
竹内 康雄
私は主に地下で行う宇宙・素粒子関係の実験に取り組んでいます。特に地下に設置された世界最大の水チェレンコフ装置スーパーカミオカンデ(SK)によるニュートリノ観測、約1トンの純化した液体キセノンを用いたエックスマス(XMASS)実験による宇宙暗黒物質等のレア事象探索、人工的なニュートリノビームとSK検出器を用いる東海-神岡間長基線ニュートリノ振動実験(T2K実験)を現在進めています。また2020年の建設開始が決定した、次世代大型水チェレンコフ装置ハイパーカミオカンデ計画も推進しています。これらの地下実験で必須となる、極低放射能技術の研究開発にも取り組んでいます。特に多くの地下実験で共通のバックグラウンドとなる放射性希ガスのラドンの分析や低減に取り組んでいます。
ニュートリノの性質や宇宙暗黒物質の存在は、素粒子の標準理論では説明できない現象であるため、実験によってその正体を解き明かす必要があります。このような研究分野に興味のある学生の皆さん、気軽にメール等で問い合わせて下さい。いずれも国際的な共同研究です。留学生も受け入れています。
山﨑 祐司
山﨑 祐司
私は,欧州CERN研究所の世界最大の陽子加速器 LHC で行われているATLAS 実験を中心に,いわゆるハドロンコライダーでの物理研究をしています。人類最高エネルギーの衝突で,そこにしかない新現象を探しています。新粒子を直接生成するだけでなく,トップクォーク生成など,様々な既知の現象を精密に測定することにより,予想しなかったような新相互作用を探すことにも興味があります。
陽子などの強い相互作用をする複合粒子を衝突させるハドロンコライダーでは,興味ある現象は大量のバックグランドに隠れてしまい,その実験データに基づいた理解が大切になります。これら実験データを一つ一つていねいに,虚心坦懐に見ていくことが重要,かつ研究の面白さだと考えています。
LHC のような大型実験のもう一つの魅力は,世界の人との文化交流も同時にできちゃうことです。なんとなくいいイメージを持っていなかった国や地域の人が,実は自分とそれほど変わらないと気づくのは,なかなかいいものです。相手の人もきっとそう思っています。国際共同実験で,学術・文化の特別大使になってみませんか。また,高エネルギー物理学に強い興味をもっている,物理科学の分野で学部教育を受けた留学生を積極的に受け入れています。
身内 賢太朗
身内 賢太朗
宇宙は、そのほとんどが未知の物質やエネルギーで構成されております。 通常の物質の5倍以上存在すると言われているが正体不明の「暗黒物質」、これを初めて検出し、正体を解き明かす事が私の研究の目標です。
一緒に未開拓の宇宙に挑みましょう。
越智 敦彦
越智 敦彦
まだ誰も見たことが無い科学のフロンティアを垣間見るには、そのための新たな目が必要です。素粒子・原子核の実験分野では、その多くが粒子線(電離放射線)を「見る」ことで、新たな現象やパラメータを測定しています。私は、このような粒子線に対する新たな測定を可能にしていくために、新たなアイディアによって革新的な測定器を開発しています。特に、ICや回路基板の製作に使われている微細加工技術や薄膜技術、印刷技術などを応用した、ガス放射線検出器、MPGD (Micro Pattern Gaseous Detectors) の開発研究を行っており、さらにこの技術を用いて「高輝度LHC」に向けた検出器構築のための重要な役割も受け持っています。モノ作りが好きな人、実験が好きな人は、大歓迎です。
前田 順平
前田 順平
ヒッグス粒子の発見によって標準模型が完成した現在、それを超える物理法則を探索することに興味があります。
その兆候を実験データから見つけるべく、欧州素粒子研究所CERNにある世界最高の衝突エネルギーを誇る加速器LHCを用いたATLAS実験に参加し、国際協力・国際競争の中で研究を展開しています。
研究テーマは、物理データ解析にとどまらず、現行システムの運用・改良研究、将来に向けた高速トリガー回路の開発と多岐に渡ります。
そのためには電子回路技術やコンピューティング技術も不可欠な分野で、それらの最先端の技術情報に興味がある方も大歓迎です。
一緒に最先端の研究に参加してみませんか。
鈴木 州
鈴木 州
ニュートリノが発見されてから60年以上経ちますが、ニュートリノについてわからないことは未だにたくさんあります。私は、加速器や大型水チェレンコフ検出器スーパーカミオカンデを使って、実験的にニュートリノ研究を行ってきましたが、研究すればするほど不思議で興味深い研究対象です。みなさんも、我々と一緒にニュートリノ物理を楽しみませんか?
中野佑樹
中野 佑樹
私はスーパーカミオカンデ検出器を用いたニュートリノ天文学と極低放射能測定に関する研究を行っています。最近は、ニュートリノの手掛かりにして天体(現象/運動)を理解することを試みています。具体的には、マルチメッセンジャー天文学に関する研究、太陽ニュートリノ強度の時間変化から太陽自身の振動(太陽g-mode振動)を探索する研究、太陽フレア由来のニュートリノを観測することで、粒子の加速機構を特定する研究に強い関心を持っています。また、地下実験で共通のバックグラウンドとなる放射性物質(ラドン)の精密測定に関する検出器開発も並行して行っています。このような研究に興味/関心のある学生は気軽にメールで問い合わせてください。

研究員・事務職員

メールアドレスの後ろにkobe-u.ac.jpをお付け下さい。

氏名 中村 輝石
職階 学振研究員(PD)
研究内容 AXEL, NEWAGE
メールアドレス kiseki@harbor.
氏名 木戸 将吾
職階 理学研究員(PD)
研究内容 ATLAS
メールアドレス
氏名 吉田 和美
職階 秘書
研究内容  
メールアドレス kzyoshida@ruby.

大学院生

  • 池田 智法 D3
  • 竹田 康亮 D2
  • 石浦 宏尚 D1
  • 水越 慧太 D1
  • 日比 宏明 D1
  • 網本 圭輔 M2
  • 上野 龍一 M2
  • 塩沢 知晃 M2
  • 説田 暉 M2
  • 中村 拓馬 M2
  • 山下 和輝 M2
  • 塩見 崇宏 M1
  • 島田 拓弥 M1
  • 角 源一郎 M1
  • 末田 皓介 M1
  • 谷口 浩平 M1
  • 山本 祥太郎 M1

大学院研究生

  • 高 偉光

学部生

  • 大隅 悠矢
  • 大西 雅子
  • 谷口 大悟
  • 野口 健太
  • 長崎 大智
  • 加藤 大志
  • 池森 隆太郎
  • 窪田 諒
  • 尾崎 博紀
  • 前田 剛志
  • 寺村 七都

プロジェクト

  • 神戸大学
  • 神戸大学
  • 神戸大学 大学院 理学研究科・理学部
  • 神戸大学 大学院 理学研究科・理学部 物理学科・物理学専攻