Particle Physics Group,Department of Physics, Graduate School of Science, Kobe University

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私たち粒子物理学研究室では、巨大な粒子加速器や、宇宙から飛来する宇宙線の観測を通じて、素粒子の性質を実験的に解明することを目指しています。
本ページでは、研究室の概要に関して紹介します。

研究室の場所

粒子物理学研究室は、六甲台第2キャンパスにある自然科学総合研究棟3号館の3階と2階の東側にあります。3階には居室、会議室、小実験室があり、2階には大実験室があります。


主な研究室

学生部屋(329室):
主に学部生、大学院修士学生向けの大部屋です。

 

テレビ会議室(328室):
本研究室専用のH.323式のテレビ会議装置とプロジェクターが設置されていて、毎週数回、国内外の研究機関にいる共同研究者とのネットワーク経由での研究打ち合わせが行われています。
研究室の全体打ち合わせもこの部屋で行われます。研究報告や論文紹介などを、PCとプロジェクターを用いて発表する練習を行います。

※素粒子実験分野では、電子情報技術の活用は古くから行われていました。例えば、インターネットを活用するWorld Wide Webは、CERNで開発されたものです。

 

実験室(222室):
各種の実験装置が設置されています。この実験室内で研究用装置の開発を行い。完成した研究用装置をCCERN、東海村、神岡坑内などの実験サイトに持ち込んで運用する、等の研究スタイルが主流です。

4年生実験用機器

ダブルーベータ崩壊の探索:
NEWAGE用に開発されたプロトタイプ検出器を用いて、2重ベータ崩壊事象の測定を題材として、素粒子実験技術の基礎を学びます。(写真中央の装置)

 

量子力学の検証:
量子力学と相対性理論の両立性に疑問を呈した「EPRパラドックス」の検証を題材に、素粒子実験技術の基礎を学びます。(写真右の装置)

 

μ粒子の磁気能率測定:
宇宙線ミュー粒子を用いて、ミュー粒子の基本特性の精密を題材にして、実験技術の基礎を学びます。(写真中央の装置)

本学内の主な研究用機器

μ-PIC開発用テストベンチ
μ-PIC開発用クリーンブース

 

極微量ラドン測定技術の開発(右)
NEWAGE実験用ラドンモニタリング装置(中央)
K2K実験用光ファイバ製作装置(左奥)
高感度ラドン検出器(中央、右奥)
低温トラップ装置(中央奥)

 

恒温・恒湿室(左奥)
ニュートリノ実験用テストベンチ(右奥)
Double Chooz実験用リモートコントロール装置

 

原子炉モニター用シンチレータの開発

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